【食器とティーコゼー】

食器のイメージに合わせて生地を探し
レースや刺繍を施して
オリジナルティーコゼーに仕上げていきます





2020年01月04日

和食とランチョンマット


布いじりが好きで
ついには ティーコゼーの販売まで始めてしまったわたしですが


ランチョンマットも大好きです


大好きな生地を見つけると
ティーコゼーやランチョンマットを作ります



ここのところ みなさまの食卓のインスタグラムを拝見して
整いすぎた食卓や 
無理やり1枚のお皿にすべてを盛り付けたワンプレートのお写真を見て
これでは 息がつまりそうだと感じてしまった次第でございます


整いすぎた食卓





そこで
大好きなランチョンマットを 息苦しい食卓にならないように使うためにはどうしたらよいのか
考えてしまったのです



今日は 和食の食卓についてです


結論から言ってしまいますと

和食に限りませんが
皿数の多い食事の時には ランチョンマットは使わない

これが一番いいのではないかと感じました


もちろん 人によっては
食事の時に お皿の模様やランチョンマットの存在に無頓着な方もたくさんいらっしゃいます
(それはそれで 支度をする側にとってはちょっと寂しいものがありますが……)


それでも 無意識のうちに
マットからはみ出したらどうしようという気持ちを持つとしたら
くつろぎにはなりません




和食では お皿の種類が多くなります

・一番手前にお箸
・ごはん茶碗
・汁椀
・お肉やおさかなの主菜
・煮物などの副菜
・あえ物などの副々菜
・おつけもの



毎日手の込んだお料理を作らないにしても
和食では 大小さまざまな食器を使い
また 1回の食事で 違った材質の食器を楽しむことができます


陶器(土もの)のお茶碗や 木でできた塗りのお椀
錫(すず)のお皿に 鉄瓶
磁器(石もの)の茶碗蒸しやお湯のみ
夏であれば ガラスや竹で編んだかごの食器もあります


これらのたくさんの食器を 1枚のランチョンマットの上に乗せるとなると
ちょっと満員電車になってしまいます



もともと日本では
幕の内弁当や松花堂弁当 それにおせち料理など
小さな箱の中で1回分の食事を完結させることが可能です

そのため おべんとう箱や重箱の中に入っているお料理が出てきても
せま苦しさを感じることはありません


わたしたちは 生まれたときから幕の内弁当やおせち料理には慣れていますから
この小さな世界には 何の違和感もありません


ところが 重箱ではなく西洋のランチョンマットが入ってくると
なんとなく 「わたしの陣地」みたいになってしまうのはなぜなのかしら




それでは 標準的な大きさのランチョンマット(横45p)に
基本セットを置いていきましょう





お箸とお茶碗と汁椀です



上から見ると





もうすでにマットの下半分以上を占めています



これに 主菜皿 と副副菜皿とお漬物を並べてみました




主菜皿は 程よい大きさの和皿がありませんでしたので
19.5pのケーキプレートを置きました
それでも もうすでに マットからはみ出しています

実際は ケーキプレートサイズではお肉やお魚が入りきれないので
もう少し横幅のある楕円のお皿がよさそうです


そして左上はあえ物用の小鉢です

このセットでは 煮物用の鉢のスペースがありません

お湯呑みはマットの隅にもおくことができません

たったこれだけのお皿でさえ ランチョンマットを使うときゅうくつです





和食は 食器を手に取ります

お皿を手に取るとき 隣りのお皿がじゃまになると
それだけでも せま苦しさを感じてしまいます

幕の内弁当では置いたまま食べることができます



食器を手に取って食べるか
置いたまま食べることができるか



この違いが せま苦しさを感じさせる大きな要因となっているのではないでしょうか

洋食ではお皿を手に取って食べることはありません


お味噌汁を飲もうとお椀を取り上げるとき
左側のお茶碗がじゃまになります
女性よりも手の大きい男性でしたら なおさらそうなります

邪魔にならないように取り上げるためには
お茶碗の位置を 少し左に寄せなければなりません

あまり左に寄せすぎると マットからはみ出しそうになってしまいます

食事の時に 無意識に自分の陣地を守ろうとしていたら
だれだって きゅうくつを感じてしまうものです





それでは 幅45pのランチョンマットに適したお皿の数はどのくらいでしょう





わたしは お茶碗と汁椀と小さな小鉢
この3点

もしくは お茶碗と汁椀と直径20pくらいの6〜7寸皿か中鉢

そのくらいが限度ではないかと思います





上から見ても 十分な空間があります



ですから 和食の時は
ランチョンマットで楽しむのではなく
食器の材質の違いを楽しむというのはいかがでしょうか




テーブルを守りたいのであれば
テーブルクロスを敷いたり
60p以上ある幅の広いランナーを縦に使うとよいかもしれません






そういえば こんなランナーがあったことを思い出しました
こでまりをイメージした刺繍です

たしかこれは幅60pで作ったと思います


幅60pのランチョンマットについては後日お伝えするつもりですが
これだったら せま苦しい感じがしないからOKですね


いくつか作ってみようかしら


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posted by momo at 12:05| Comment(0) | ●整い過ぎた食卓考
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