2019年01月15日

御殿飾りのおひなさまを飾るの巻


(写真の枚数が多いです)


ここ数年 1月15日を過ぎると
おひなさまを出すようにしています
(去年は 面倒になってしまい断念しましたが)


和室は実に寒いのです!
寒さと戦いながらの飾りつけになるので
今年は 早めにスタートして
少しずつ組み立てることにしました



祖父母が 初めての孫に どれほどの期待をかけたのでしょうか


祖父母から送られたおひなさまは
昭和期最大といわれている おおきな御殿飾りです


ちょうど床の間にはめ込むとぴったりなので
おひなさまで部屋がじゃまになることはありません


毎年出すとは言っても 年に1回のことですから
今後歳をとると 飾る順番がわからなくなると思います
そこで 自分のための覚書として
御殿飾りが出来上がるまでを記して(しるして)いくことにします


作業の途中で写しますから
写真の出来栄えは気にしていられませんので
見にくいものもあろうかと思います



★1日目

おひなさま飾りで 最難関の土台の「ひな壇」を組み立てます
一番いやな作業です





たった5片の板切れですが
毎年 どうやって組み立てたのかを忘れてしまうので
とても苦労をします


今年は 障子を破いてしまいました 泣


腹を立てながら ようやく組み立て終わり
へとへとになって 今日はおしまいです





★2日目


ひな壇の組み立てにくじけてしまい
3日くらい 放置をしてしまいました

ようやく重い腰を上げて
御殿の準備に取りかかります





おひなさまの関係だけで これだけの箱になります
茶箱3個と あと大小もろもろの箱です





まずは 赤い毛氈(もうせん)を敷いて 雪洞(ぼんぼり)を置きます





午後の光にあたり わかりにくいのですが
御殿の土台と うしろ側は金屏風(きんびょうぶ)です
これで しっかりとした土台をつくります





大きな箱をひと箱分出しただけで あたりは 薄葉紙(うすようし)の山になります





土台と金屏風は はめ込みになっているので がたつきません





これに庇(ひさし)のようなものをはめ込んで
左右に動かない しっかりとした箱ができあがります

あとは 部品を上に乗せていくだけとなります





1段目の屋根が乗りました
普通の御殿雛は屋根が1段なのですが
うちのものは 2段になります





1段目の屋根の上に なんだかわからないものを乗せます





1段目よりも ひとまわり大きい2段目の屋根を乗せたら
最後にお城のてっぺんを乗せます

たたみの上で こまかいものを組み立てて
椅子に乗って 落とさないように 慎重に乗せます





できたできた♪

屋根が2段になり その上にさんかく屋根が乗りました





もうすぐ 天井に届きそうです





うわぁ 

完成したとよろこんでいたら
部品がひとつ残っていました

左右のさんかく屋根がぐらぐらして落ち着かなくて
おかしいと思っていました

屋根をおろして やり直しです

さんかく屋根も落ち着きました





最後に 階段とてすりを飾り





久寿玉・薬玉・楠玉(どれもくすだまと読みます)を飾ります

小さいころは このくすだまが なによりも一番好きでした

今年は くすだま作りをやってみようかしら





一番こわれやすい飾りを 下の屋根のところにつけて
ぼんぼりをかぶせて できあがりました





山となった薄葉紙を片づけなければならないので
2日目は これでおしまい

薄葉紙に 毛せんにあたった光が反射しています





薄葉紙を 箱に押し込んで おしまい




★3日目





ひな壇の板を乗せて 毛氈(もうせん)をかけます

しまった!

下の段までセットしてしまったので
御殿の中に 手が届かなくなってしまいました

仕方なく 一番下の段を取り外して
御殿の中に 5人入れました


写真がボケボケですが
きれいに撮ろうと努力をすると いつまでたっても作業がはかどらないので
1枚撮ったら 確認もしないで 次に進みます





ただ単に お人形を置く作業なのに
持ち物を持たせたり お道具を出したりで
思った以上に時間がかかります





せっかくなので
五月飾りの弓の一揃いも便乗してしまいました

さすが 丸平のお道具は
子どもの玩具のレベルを大きく超えています





ここまできたら つるし飾りもやってしまうことにします





かわいがってくれた叔母がなくなり
いとこの考えにより
吊るし飾りが 全部うちに来ました

晩年 自宅で ちまちまと吊るし飾りを作っていた叔母に
東京でおけいこをしてきたらどう?
そのようにアドバイスをしました

それから 叔母は喜んで1か月に1回東京のお教室に足を運びました

おかげで 腕が上がり
とても細かい作業のお人形がたくさん残りました


いとこが うちに持ってきたとき
300以上あったお人形のほとんどが 紐に下がっていない状態でしたので
わたしが バランスを見ながら ひもに縫い付けました

お人形には それぞれいわれがあるようですが
そんなことは 全く分からないので
とにかく全部下げてしまいました

あきらかに 夏のものやお正月のものでも
かまわずさげてしまいました





吊るし飾りは 紐がからまるので
ひとつひとつ 袋に入れておきます





脚立に乗り 天井からぶらさげてから ビニールを外します

脚立に乗って 天井まで手を伸ばすのは けっこう怖い作業です

あと数年で きっと 脚立から落ちるだろうと予想しています





大木先生に作っていただいた
有職造花(ゆうそくつくりばな)の桜です


大木先生が まだご趣味で作っていらしたころの作品です





夜になってしまいましたが
ようやく飾りつけが終わりました





1年で いちばんうきうきする 今年のおひな祭りが始まりました



気が向いたら
この下に 吊るし飾りのお人形の写真を載せます










posted by momo at 11:12| その他